「国民の生活が第一」森ゆうこ議員、参議院決算委員会で巧妙・有効な質問で検察審査会の不正を追求

30日 の参議院決算委員会で、森ゆうこ議員が質問するというので聞いてみた。当初の質問は、最高裁の公共調達としてのシステム関連調達の質問である。最高裁のシステム調達はほとんど1社調達で、入札率はほとんど100%に近いことを最高裁の経理局長に問いただした。経理局長は、予定価格を業者から参考価格として出させていると述べた。これに対して、会計検査院の局長に1社入札は高くなるので好ましくないと言わせる。この質問までは、森議員は一体何を聞いているのだろう疑問に思っていた。つまり、最高裁を困らせるための質問か、ぐらいに聞いていた。

その次の質問が、検察審査会用に作られたハンドブックの話であった。総額54万円と額は少ないが、この納品書、請求書にも日付が書かれていない。一般社会の取引では、日付がない確証はありえず、最高裁経理局長にもそれを認めさせ、今後このようなことはしないと言わせた。これに対して森議員は、最高裁は国会からもアンタッチャブルだと高を括っているのではないかとかなり厳しく述べた。

さらに、会計検査院の局長に、平成22年の都道府県の会計処理での裏金の事実を正した。この裏金を調査した結果、この裏金操作は納品書の日付など不正に操作されており、例え日付が付いた支払い調書があったからといっても、入と出をきちんとデータで裏付け、検証しないと分からないと言わせた。

ここまで言わせて、上記の質問は全て以下の本題の伏線的な質問であることがわかった。

森議員は、検察審査会の審査員に謝金の支払い書類があるようだが、前記で認めたように、ちゃんとデータで裏付けないと正しい処理がされたかはわかりませんよね、と述べた。

特に一番おかしいのは、東京第5審査会で、最初の審査員の平均年令は30.9歳で、それが33.91歳になり34.55歳になったということは、確率的に皆無に近い数字で、実際に検察審査員自体が居なかったのではないかという疑惑が出ている。この疑惑を氷解させるのは、単に11名の生年月日を出せばいいのだと述べた。それに対して、上村刑事局長は、それは検察審査会の事務局の方が、プライバシーだとして出すことが出来ないと言っていると逃げた。

これに対して、検察審査会の事務局長、事務員を任命しているのは誰かと質問して、それを最高裁判所と言わせた。森議員は、この参議院決算委員会は、国権の最高機関で最高裁判所の経理に疑惑が出ているので調べている。最高裁判所の支配下にある検察審査会がそのデータを出さないということは許されないという論理で攻め立てた。森氏は、決算委員会として理事会で森氏の要求を取り上げることを要請し、議長が議論することを約束した。

この森議員の攻めは非常に有効な手だ。決算委員会、経理の不正疑惑を、国権最高権力で最高裁判所の経理不正を正すというやり方である。検察審査会は生年月日などを公開し、実際に存在する検察審査員に出金していることを証明しない限り、経理不正を追求される。理事会としても、確率的に無限に近い黒の疑惑を取り下げることは出来ないはずである。

森議員の追求の姿勢に大いなる敬意を払いたい。

元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201207/article_31.html
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